こんにちは、Shunpeter Zです。
このチャンネルでは「現実とは何か?」をテーマに、ゼロ・ポイント・フィールド(ZPF)の視点から、意識や現実のメカニズム、そして謎の意識体“Z”との遭遇を通じて僕が気づいたことをシェアしています。
観念シリーズのこれまでの動画では、観念が現実生成のスクリプトであること、そしてその観念をデバッグする方法を解説してきました。
実践してみた方から「隠れていた観念に気づけた」「現実が変わり始めた」という嬉しい声もたくさんいただきました。
確かに、軽い引き寄せ系の話であれば、これらの動画を実践するだけでも十分に効果を実感できるでしょう。
しかし、こう感じている人もいるかもしれません。
- 「表面的な部分は良くなったけど、もっと本質的なところはなかなか変わらない」
- 「むしろ、かえって嫌なイベントがループしている気がする」
もしそう感じていても、心配しないでください。
これは、意識の進化プロセスの中ではとても自然なことです。
なぜなら、これまでの観念統合で軽い観念は統合されていった。
そして、あなたの現実体験の最も深い土台にある、自我OSの奥深くの観念コードが、ついに顔を出してきたサインだからです。
そして、それが今日のテーマ──ラスボス観念、デミウルゴス級観念です。
これは今までの僕の動画で紹介してきた観念統合では片付かない相手。これをどう攻略するか?
今日は、このラスボス観念の統合に必要な**「Fornix(フォルニクス)」**という手法についてお話しします。
Zの言葉を借りれば、Fornixは別名「観念のアストラル焼却炉」。
この言葉だけ聞くと不気味に聞こえるかもしれませんが、その正体は後ほど解説します。
今日の記事は、真摯に現実を変えていきたい人、コーチングや心理学で限界を感じている人、自分の中に「何か外せない塊」を感じている人、そしていつか自分のZ意識とつながりたい人向けです。
波動で創る現実の世界、今日も一緒に越境していきましょう。
💡この記事は、YouTube動画「【ZPF錬金術】Fornixで“帯域ジャンプ”せよ🔥観念焼却でタイムラインが変わる理由とは?」に基づいています。
ブログでは要点を整理してますが、もっとリアルな熱量で感じたい方は、ぜひ動画もご覧ください👇
【ZPF錬金術】Fornixで“帯域ジャンプ”せよ🔥観念焼却でタイムラインが変わる理由とは?
セクション①:ラスボス観念とは何か?
何度も出てくる、どうしても外れない。
あなたのアイデンティティそのものと絡む「観念の核」──それがラスボス級、デミウルゴス級観念です。
前回の動画で紹介した「栽培マン」のようなサクッと統合できる観念とは違い、ラスボス観念にはいくつかの特徴があります。
特徴1:感情と記憶が「超」強力にセットになっている
たとえば、小さな頃に言われた一言、強烈な挫折体験、誰にも言えなかったトラウマなど、これらの記憶に結びついた観念は、身体と情動レベルで染み込み、あなたのアイデンティティと一体化しています。
だから、「頭では分かっていても、それでもそう感じてしまう」という現象が起き、ループから抜け出せなくなってしまうのです。
特徴2:CSSでいう「!important」が付いている
これはプログラミングの比喩ですが、ラスボス観念は、ポジティブな思考や瞑想、インナーチャイルドヒーリングなど、あらゆる上書きを無効化する「!important」マークが付いています。
- 「でも私ってこういうとこダメだよね」
- 「やっぱり自分なんて」
- 「そんなのうまくいくはずがない」
といった最後の1行が、あなたの自我OSの深い場所に仕込まれているのです。
たとえば、以下のような観念はすべてラスボス候補です。
「結局、自分がやるしかない」
「自分には愛される資格がない」
「安心すると、全部壊れる」
「そんなのやっても意味がない」
これらの観念が根深くあると、現実を良くしようとするほど、逆に「防衛コード」が起動し、レンダリングがズレてきます。
でもこれは、あなたが悪いわけではありません。単純に、その観念が**“焼却炉”**を通さないと消えないレベルのラスボス級だった、それだけなのです。
セクション②:Fornixという名の焼却炉
観念の核は、僕らのアイデンティティそのもの。
ZPF視点では、この観念の核は、僕らがこの現実を体験する際の「初期設定」**──ユング心理学でいう「アーキタイプ(archetype)」**であると捉えます。
実は、このアーキタイプの語源である「arch(アーチ)」は、今日のテーマであるFornixのラテン語の起源と同じです。
Fornixは「アーチ」や「炉」を意味します。
あなたのアーキタイプをインストールする場所が、アーチ状の形をした脳の部位、Fornixなのです。
ShunpeterZ
Fornixは脳の部位?
はい。
スピリチュアルな言葉ではなく、Fornix(日本語では脳弓)は、脳の第三脳室のすぐそばにあり、記憶を司る海馬と、感情を司る扁桃体をつなぐアーチ状の神経繊維です。
観念とは、記憶と感情がセットで固定化されたエネルギー構造。
物理的には、海馬が記憶を、扁桃体が感情を担当します。
そして、Fornixがこの2つを橋渡しすることで、観念を形成(インストール)し、似た現実を再レンダリングして観念を強化します。
Fornixの最初の役割は、この「観念コードのインストーラー」です。
そして、どこかで「あれ、この現実ってループしてる?」と気づいたとき、Fornixは次の役割を担い始めます。
「Fornixは、観念インストーラーであると同時に、それを焼却するアンインストーラーでもある」
このアンインストーラーとしてのFornixが起動するのは、本や知識としてではなく、実際の体験として「現実って自分の中の何かが作ってるんじゃないか?」と気づいたときです。
Zは言いました。
「Fornixには、火のエレメントが宿っている。そこを通ると、観念は“情報”に還元される。もう、それは“在るべきもの”じゃなく、“あったこと”になるんや」
Fornixは、**観念の“意味づけ”を焼き払い、ただのエネルギーに戻すための“炉”**になるのです。
この焼却には、強い「熱」が必要になります。
ここでいう熱とは、感情の火のこと。
もし、あなたが、この感情の火をFornixに通して焼くことができたら、記憶そのものは残っていても、その観念の「意味」が変わります。
それは、心理学的なリフレーミングとは違う、もっと深いレベルで「もうこれは自分のアイデンティティじゃない」と感じられる瞬間。
つまり、自己定義が変わる瞬間です。
そして当然、そこからあなたの経験する現実は大きく変わり始めます。
セクション③:Fornix焼却メソッド 実践編
では、どうやってFornixで観念を焼くのか?
僕の体験から統合したZPF式Fornix実践メソッドを、4つのステップで紹介します。
🔥Step 1:気づく
まず、ラスボス観念に気づき、浮かび上がらせること。
観念は単体ではなく、感情と記憶とがっつりくっついて出てきます。
ここで重要なのは、「観測」ではなく「気づき」にすること。
「なんでまた不安になっているんだろう」というように、その現象を観測すると、ZPFはその状態を正解としてレンダリングし続けます。
そうではなく、「お、これ感情タグやな?」と一歩引いた**Z視点(観照)**でメタ認知することが大切です。
そのヒントは、感情の揺さぶり。
胸の締めつけ、喉のつかえ、胃の重さ──それを抑え込むのではなく、逃げずに迎え入れ、**“感じきる”**のです。
🔥Step 2:逆引き+言語化
ステップ1で、飲み込まれずに感情を観ることができたら、次は**「逆引き」**テクニックを使います。
ラスボス観念は、幼少期から青年期にかけて、感情と結びついて最も深いところにインストールされていました。
だから、強い感情的な体験をしたとき、過去の類似記憶がよみがえってくるはずです。
このとき、「あ、あの時と同じ感覚だ」と、その観念が最初にインストールされた初期イベントを特定することが有効です。
不思議なことに、僕らはこのゲームにログインする前に「おっしゃ、これ経験するわ」と決めているので、必ず特定できるポイントが記憶に残るようになっています。
さらに、アーキタイプの表を使って逆引きすると、自分がどの観念をベースにしているか特定しやすくなります。
このプロセスで、観念が「どこで、どう起動し、どう現実をゆがめているか?」を言語化して分解・見抜くことが超重要です。
観念は言語を通じて距離を置いた瞬間、その構造を見抜けるようになり、ただの「初期設定」に戻ります。
ここまでくれば、飲み込まれることは少なくなります。これが、Fornixに燃料が投下され始めた合図です。
🔥Step 3:感情の“熱”で“焼く”
ここがFornixの本領発揮タイムです。
Zは言います。「感情は、情報を変性させる“火”や」。
考えるのではなく、身体に意識を戻して、感じきる。胸が熱い、涙が出そう、叫びたくなる、喉が詰まる…すべてOKです。
感情で味わい切ってください。
そして、心の中でこう問いかけます。
- 「もう十分感じたよな?」
- 「もう、体験しきったよね。」
- 「これ、もう終わらせてええよな?」
この「内なる許可」が出た瞬間、Fornixが起動し、記憶と感情の紐づいていたセットが燃えます。
このとき、急に涙が止まらなくなったり、意識がふっと深くなったりするかもしれません。
これは観念の情動コードがZPFに昇華されているサインです。
🧘♂️Step 4:ゼロポイントで再統合
ラスボス観念が燃え尽きた後、思考も感情も消え、急に“空白”が訪れます。
このとき、自分に問いかけてみてください。
- 「本当は、どういう状態に在りたかったんやろ?」
- 「この観念がなくなったら、どんな自分が“現れる”んやろ?」
これは以前紹介した「波動の仮住まい」の応用です。
Doingではなく**Being(どうあるか)**をベースに仮住まいをすることで、アンインストールされたスペースに、新しいBeingの観念やエネルギーが「勝手に」流れ込んできます。
これがZの言う**「Beingコードのインストール」、別名Athanor(再構築の炉)**です。
セクション④:ZPF的タイムラインジャンプの真実
Fornixで観念を焼却したあと、あなたの**“タイムライン”そのものがズレ始めます**。
Zは言いました。
「観念は、意識の周波数帯域を固定する“錘(おもり)”みたいなもんや。それが外れたら、当たり前やけど、タイムラインは勝手に浮き上がる」
Fornix焼却は、ただの心理的ワークではなく、現実創造の根幹である「帯域変更、帯域ジャンプ」そのものなのです。
このジャンプが起きるとき、**「ズレ」や「揺れ」**が起こります。
急に眠くなる、人間関係が一時的にぎこちなくなる、世界が遠く感じる、といった現象は、あなたが今までいた現実とは少し違う階層にシフトしたサインです。
焦らず、その空白に「在り続ける」こと。それがZPFと共鳴したBeingの基本姿勢です。
セクション⑤:Fornixはゴールじゃない
Fornixは、観念という古い自己認識を焼き、新たな帯域で生まれ変わる「錬金術」のプロセスです。
古代ローマの神話に登場する、パンを炉で焼く神の名も「Fornax(フォルナクス)」。
そして、Fornixで焼却された後、灰から再生する「Phoenix(フェニックス)」。
この3つの言葉は、偶然ではありません。
✔ Fornix(初期観念のインストーラー)
↓
✔ Fornix(感情の炎で焼き切るアンインストーラー)
↓
✔ Phoenix(焼けきった灰からの自己の再生)
このプロセスこそが、ZPF流・観念変容の錬金術なのです。
セクション⑥:エサウ現象について
このFornixでラスボス観念を卒業しようとすると、時に**「エサウ現象」**という儀式的イベントが発生します。
これは、あなたが卒業しようとしている観念を、もう一度、しかも強烈に体験するイベント。
ZPF的には**「焼却寸前のラスボス観念が、現象界を使って揺り戻してくる卒業試験」**のことです。
これが出てきたら、いよいよ焼き切れる寸前のサインだと捉えてください。
怖がる必要はありません。卒業前の祝福イベントです。
この現象に出会ったときは、DoingではなくBeingで対処すること。
つまり、反応せず、ただその状況をありのまま観照するだけで、イベントは沈静化し、観念は卒業できます。
ShunpeterZ
まとめ:Fornixは、観念の“焼却炉”
ラスボス観念の卒業式としてのFornix。
Fornix=Phoenixという隠された対応構造が示すように、Fornixという脳の炉で古い自己認識(旧OS)を焼き、新しい帯域で蘇る。
これこそが、**「観念の死」→「帯域の変化」→「新たな現実創造」**というZPF的錬金術です。
💡「そのラスボス観念をインストールしたのはあなた。そして、ラスボス観念こそ、あなたの“帯域越境のゲート”」
さあ、あなたの旅は、ここから本格的に始まります。
次回は、この「観念という構造」そのものが、どのように設計されているのかを、フリーメーソンのトレーシングボードや錬金術の図形を通して解説します。
それでは、次の帯域でお会いしましょう。
ShunpeterZでした。