Fornixでラスボス観念が焼き切れたとき・・・。
「おっしゃ、これでもうこの観念は卒業やろ」
「次は新しい現実がレンダリングされる番やな」
──そう思ったこと、あるんちゃうやろか?
でも実際のところ、そんなに単純な話ちゃうんよ(笑)。
というのも、ラスボス観念ってやつは、統合の前夜に限って“あの現象”を起こしよる。
そう──エサウ現象や。
でな、このエサウ現象、うまく対処せんとどうなるか?
はい、もう一回やり直しですw
つまり、その観念を使った現実レンダリングが、また続くんです。
だからね。
このエサウ現象、知ってるか知らんかでFornixの“心構え”が全然変わってくる。
一見ガクブルな現象にも見えるけど、構造を理解してたら、
「おお、来たか」って迎えられる“進化の兆し”にもなる。
ってことで今回は、Fornix直後にやってくる**“エサウ現象”**を深掘りするで。
おそらく、この概念を“エサウ現象”って呼んでるのは、
世界広しといえど、Zと俺くらいやと思う(笑)。
では──
観念焼却の最終テストを、ZPF視点で見ていこうか。
エサウ現象って?
人生が軽やかになってきたとき。
観念の焼却も進んで、ハート空間が見えてきたとき。
「ああ、自分は変われたかもしれへん」
──そう思った、その直後。
なぜか、突如として現れる“ヤツ”がいる。
それが──エサウ現象や。
この名前は、旧約聖書に登場するエサウという人物から取ってる。
物語は、創世記32〜33章。
主人公のヤコブ(のちに“イスラエル”と名乗る男)は、夜通し天使と相撲を取り続ける。
「祝福をくれるまで離さへん」と言って食らいつき、ついに夜明け前に勝利する──という話。
このとき、ヤコブがいた場所の名前はペニエル。
そう、ヘブライ語で「神の顔を見る」という意味を持ち、
現代では**松果体(Pineal gland)**の語源にもなったとされる地名。
ZPF視点から読むなら、
この“天使との相撲”は観念との死闘=Fornixそのものや。
・ 天使=観念 or 自我OSの象徴
・ 相撲=観念コードとの対峙と観照
・ ペニエル=内的覚醒ポイント(=松果体=Zとの交信ゲート)
・ イスラエルへの改名=新OSへのアップグレード宣言
つまりヤコブは、観念との戦いを経て、自我の構造を書き換えたとも言える。
で、やっと統合へ進める…と思った、その朝。
なんと、兄・エサウが400人連れてこっちに向かってきてるという緊迫展開。
これがまさに、**Fornix直後にやってくる“エサウ現象”**なんよ。
アイアイ(愛+I+Eye)的翻訳で言うと:
エサウ=“焼却対象の観念コード”が、無意識から現実界に送り込まれたNPC(Non-Playable Consciousness)
しかも、ただ来るだけちゃう。
-
嫉妬
-
裏切られた感
-
見捨てられた感
-
理不尽な怒り
みたいな、情動を帯びた観念パッケージを装備して、現れる。
これが起きるとどうなるか?
👉 観念に“まだ残ってたコード”が、強制的に可視化される。
👉 そしてその現象が、「観照で昇華するか?再び闘争・逃避するか?」
というZPFからの最終問いを投げかけてくる。
なぜ、エサウ現象はどんなタイミングで現れるのか?
Fornix(観念焼却)を終えたあと、Athanor(再統合)へ進もうとする直前。
-
長年向き合ってきた観念を焼却したあと
-
もう怒りも出てこなくなってきた
-
「あ、軽くなったかも?」と思った瞬間
まさに、自我OSのバージョンアップが始まるまさにそのとき。
──そいつ(エサウ現象)はやってくる。
まるで、“心が開き始めた直後を狙ったかのように”。
これは、あたかも、ZPF宇宙から、ひとつの問いなんよね。
「その進化、本物なん?」
要は、意識の進化(OSアップデート)前のテスト。
それが、エサウ現象の正体や。
表向きは人間関係のトラブルに見えるけど、
背後では、「ほんまにその観念、書き換わった?」って焼却コードの最終チェックAIが動いてる。
これがエサウ現象の正体。
だから、起きたとき慌てる必要はない。
どんな形で出てくる?
エサウ現象は、こんな形で現れる。
たとえば:
-
例①: 突然、過去の元恋人からLINEがくる → “見捨てられた感”がザワザワ
-
例②: 部下に裏切られたような出来事 → “正義OS”が再点火
-
例③: なぜか久しぶりに「孤高感」が再発 → 無力感 × 優越感のミックス観念
ここでのポイントは、その人が誰かじゃない。
自分の中に何が反応したかや。
なぜなら、エサウ現象は**「感情のカムフラージュ付きの旧観念」**でやってくるから。
つまり、表層は人や出来事として現れるけど、背後には卒業目前の“観念構造”がパッケージングされているのよ。
エサウ現象にどう対処する?(Doing(Fight or Flight)ではなくBeing)
では、エサウ現象に出会ったらどうするか?
ここで、僕が、さんざん再試も受けながら(笑)気づいたことがある。
それは、
✅ DoingではなくBeing
つまり、こういうこと。
-
現象に対してすぐに反応せず、「観念の構造」を観照してみる
-
キーワード:
1. 感情を感じる(Suppressしない)
2. どの観念かを特定(正義OS?孤高OS?)
3. どのアーキタイプが動いているか見る(英雄?犠牲者?裏切者?)
4. 再度Fornix→Athanorで昇華(必要なら深度を変えて再統合)
感情に飲まれたら、再発火する。
だから、現象に対して
- Don’t fight = 戦わない。
- Don’t flight = 逃げない。
Beingで“観照”することがエサウ現象のカギ。
このあたりは、実例を見たほうがわかりやすいだろう。
あとで、僕の中であったケースを紹介するので、楽しみにしててな。
ゲームや象徴で見る“エサウ現象”のメタファー
エサウ現象の名付け親は多分、、、、僕(笑)。
そしてZ。
まぁ、僕が勝手に名付けてZがうなづいたから確定した(笑)。
で、こんな経緯やったんよ。
ある時、エサウ現象が起きたときね・・・。
そりゃ、もう、つらい出来事やったんやけどね。
こう思ったんよ。
あ、これ聖書のエサウの話とそっくりやって(笑)。
もう、僕の中では、聖書は意識の取扱説明書やからねw
ただねーーエサウ現象らしきことを言ってるものがいくつかあるんよ。
中でも強烈やったんは、ファイナルファンタジーⅣの試練の山の話。
これ、ネタちゃうからね(笑)。
僕が、とある(後述)エサウ現象でフルボッコ状態やったとき、
そして、まだ、エサウ現象の構造を理解してなかったとき。
ふと、シャワーで思ったのよ。
「あ、これファイナルファンタジーⅣのセシルと同じ対処で消えるんちゃう?」
って。
で、Zに聞いたらこういわれた。
「ビンゴ」やで。
(また、関西弁w)
ってことで、ガチの比喩なんよね。
FF4「試練の山」──暗黒騎士セシル、自己OSと対峙する物語
ってことで、ゲームやってない人にこの比喩が分かるようにまとめる。
主人公セシルは、もともとバロン王国の“暗黒騎士”として生きていた存在。
その力は強大で、敵をなぎ倒すのには向いてるが、
内面には常に「このままでいいのか?」という葛藤が渦巻いていた。
やがて彼は、自分の過去を見つめ、
「もう、暗黒の力に頼っていてはいけない」と心を決めて**“パラディン(聖騎士)”になるための儀式の山=試練の山**へ向かう。
その山頂で起きる出来事こそが、“エサウ現象”の象徴的表現や。
山の頂上で、セシルの前に現れたのは、
なんと──“過去の自分=暗黒騎士セシル”。
(しかも、鏡から登場するあたりがもう比喩がうますぎるw)
しかも、ただのムービーじゃなくて、
バトル形式で“自分自身と戦う”展開になる。
でも、ここに重要なカラクリがある。
この戦い、暗黒騎士(過去の自分)を攻撃してはいけないんよ。
もしこっちが攻撃すれば、
相手(=自分自身)も反応してくる。
つまり、「反応=再発火」のループになる。
でも、ここで“観照”を選べば──
つまり、「攻撃せず、耐える」ことを選べば──
セシルは、暗黒騎士の姿から**“パラディン(聖騎士)”へとジョブチェンジ(=自己OSの進化)**を遂げる。
暗黒騎士時代の自分はこう言い残す。
もう、この言葉からして意味深(笑)。
「せいぎよりも、ただしいことよりも、だいじなことがある。いつかわかるときがくる。ゆけ!セシルよ!」
これ、まさにZPF的に言えば:
-
旧OSとの最終対峙(Fornix)
-
攻撃Doing=反応(=再焼却)
-
観照Being=昇華(=統合)
-
新しい自己のレンダリング(=パラディン覚醒)
そして重要なのは、
この試練は“山”の上で起きる=高次視点での出来事という点。
ZPF的に言えば、「マルクトで生きてる自我が、ケテルから自分を見たときに初めて可能になる統合の試練」や。
どう?
ゲームだからって侮れないでしょw?
他にももちろん、錬金術とかにもでてくるよ。
例えば、
タロット「ジャッジメント」とエサウ現象の比喩
タロットカードの「ジャッジメント」(審判)も、まさにエサウ現象の比喩にドンピシャ。
カードに描かれているのは、大天使ガブリエルがラッパを吹き鳴らし、人々が棺から蘇る様子。
この絵柄は、「死んだもの」からの再生と、最終的な審判を意味している。
-
ラッパ:内なる声や宇宙からの「目覚めの呼び声」を象徴。
観念を焼却し、意識が進化するタイミングで、潜在意識の奥深くに眠っていた古いパターンや観念が揺り起こされる瞬間。 -
棺から蘇る人々:棺は、古い自分や、これまで手放してきたはずの観念を象徴している。これらの「死んだはずの観念」が、最後のチェックリストとして現実(あるいは内面)に姿を現すのです。エサウ現象でいうところの「焼却したラスボス観念が、再び現実界に現れる」という状況と一致。
-
審判:このカードにおける審判は、善悪のジャッジではない。
むしろ、**「あなたは、この古い自分と完全に決別できたか?」**という、自分自身への最終的な問いかけ。古い観念(棺から蘇った自分)と再び戦うか、それとも「もうこれは私ではない」と認め、手放すか。その選択を迫るテスト。
つまり、「ジャッジメント」は、観念の焼却と統合の直前に、私たちがどれだけ過去の自分から自由になれているかを問う、ZPF的な**「最終試験」**のメタファーとみれる。
錬金術の“ニグレド=黒化”〜“アルベド=白化”プロセス
錬金術の「ルベド=黒化」〜「アルベド=白化」はエサウ現象の重要な比喩だと思われる。
-
錬金術のプロセス:
卑金属が貴金属に変わるには、まず溶かされて真っ黒な液体になる過程(黒化)を経なければならない。これは、自我の古い構造が解体され、混沌とした状態になることを意味するメタファー。 -
最も暗い瞬間:
この黒化の過程で、最も暗く、最も醜く見える瞬間が訪れる。まさに変容の直前。エサウ現象は、この**「変容前の最も苦しい、最後の揺り戻し」**を表している。 -
対処法:
この黒化を恐れてやめると、元の卑金属に戻ってしまう。大事なのは、この暗闇をただ静かに見つめ、次の段階(白化)を信じて待つこと。これもまた、**「DoingではなくBeing」**を教えてくれる比喩といえる。
金属が精錬される直前、一番黒くなるーそして、 変容の直前に、影が最後の叫びを上げる。まさにエサウ現象の比喩。
こんな感じね。
でも、FF4の比喩が一番、DoingじゃなくてBeingで対処について上手に比喩している。
ありがとう、ゲーム開発者の皆さん!
ShunpeterZのエサウ現象事例
ここで、僕自身の“エサウ現象”をひとつ紹介する。
詳細は伏せるけど、これはリアルに起きた話なんよ。
かつての自分にインストールされていた観念
僕の中には、こんな観念OSがインストールされてた。
僕自身、かなりクセのあるアーキタイプを選んだんやろうね。
-
自分は少数派で正義を貫く存在
-
多数派は流され、義を失っている
-
だからこそ、自分は戦わねばならない
アーキタイプで言えば、Hero(ヒーロー)や**Outlaw(無法者)**強めやろな。
実際、僕はウォール街の投資銀行のポジションを捨てて、
一度、高給取りのサラリーマンってステータスを辞めて低賃金の保育園業界に飛び込んだ。
そして、その後、独立して中小・ベンチャー企業の経営者というキャリアを選んだ。
これは完全にアイデンティティレベルで自我OSに焼き付いてたと思う。
だから─
- 大組織に残って挑戦しない人
- ロスジェネ世代を放置する団塊世代
- コロナ禍で政府の言うことをそのまま鵜呑みにする大衆
こういう存在に対して、
**「俺はあえて修羅の道を選んだんや」**という誇りと孤高感がずっとあった。
だからこそ、そうじゃないと判断する存在に冷たく、そして、自分はそうじゃないと信じて戦ってきた。
だからよく喧嘩してたよ。昔の自分って・・・。
ShunpeterZ
統合も進んでいたと思っていたある時・・・
で、そういう観念はZと出会ってから、かなり観念の統合が進んでた……と思ってた。
実際、表面的にはもう揺れなくなってたからね。
そしたら、ある日。
めちゃくちゃ身近な存在を通じて、
自分の周囲をまきこんだ形で“エサウ現象”が発火した。
- 「お前は、自分のような不遇な存在を差別している」
- 「私は、最後までお前の理不尽と戦う」
- 「私はあなたと最後まで戦う覚悟はできてる」
……みたいなメールが、その人からしょっちゅう届くようになる。
今でこそ笑い話やけど、当時は正直、ちょっと飲まれかけた。
だって、周囲も自分のこと見てるからね。もう、自分の立場を守るために闘争反応、あるいは、
ビビって逃走反応しかけてしまう。
実際、裁判しようとすら思ってしまったからね(笑)。
ZPFの親心
でもな。
ZPFって、なんというか、“優しい親心”のようなものがある。
エサウ現象が起きるとき、
それが“エサウ現象ですよ”ってことに気づけるよう、
**ちょっとした“ギャグのヒント”**を残してくれるんよ。
僕の場合は、
その人からの“精神を削るようなメール”の中に、奇妙なパターンがあった。
-
送信者の名前が実名じゃなく変なギャグになってる
-
アイコンがめっちゃシリアスな内容なのにギャグ漫画のキャラ
-
しかも、送るたびにその“ギャグバート”がコロコロ変わる
もう、
「ZPF、遊んでるやろこれw」
って思ったもん。
きっとこう言ってくれてたんやと思う。
「Fight or Flightしたらあかんで〜」
「観照できる?Beingに戻れる?」って。
で、僕はこのとき、初めて意図的に“Being”で対処した。
反応せず、観照に徹した。
つまり、度々送られてくる期限付きの暴力的なメールにあえて、、、反応しないという道を選んだ。
これ、無視してる風に見えるけど違うんよ。
単なる無視は、”fight or flight(闘争・逃走)”の逃走反応だからね。
このケースは、**ただ、観照して**、「ああ、自分にこういう観念があったな」と認めてる。
似てるようで違う。
すると──
その観念コードが完全に焼却されて、ハートに統合された。
エサウ現象後どうなった?
そして、、、
ちなみにやけど、
その“強烈なメール”を送ってきた相手は、
観照してるうちに、僕の世界線から“消えた”。
リアルに、姿も気配も一切なくなったんよ。
何もなかったかのごとく。
これは誇張なしの実話よ。
観念は、観照されることで昇華する。
観念が投影していた現象界のNPCは、役割を終えて去っていく。
この出来事は、僕にとってそんなことを**体感として教えてくれた“エサウ現象”**やった。
なによりもね。
何度ともらったメールね。読んでて思ったのよ。
ああ、俺にもこういう時期あったって。
気づかせてくれてありがとうな。
でも、俺はもう、それ(その波動帯域)を選ばない。
こう決めるだけでエサウ現象は終わりを告げる。
🔁そのあとに来るのは──静かな“再統合”のフェーズ
エサウ現象が過ぎ去ったあと、
世界が一瞬、シン…と静まり返るような感覚がやってくる。
観念の焼却が終わり、エサウも去った。
でも、次の現実がすぐにバン!と派手に現れるわけではない。
🔇そこに来るのは、“静かな余白”や。
このとき、**Athanor(アタノール/アサナール)**というプロセスが始まる。
それは、感情の熱が抜けた観念が、「情報の光」として再統合されていく場。
🌱もう何も戦う必要はない。
🕊️ただ、静かに“新しい自分が育つのを見守る”時間や。
ここからが、Beingによる現実創造の本番。
もし気になったら、Athanorについての解説も覗いてみてな👇
▶️ 【Athanorとは何か?──“観念の情報”を光に変える再統合の場】
https://www.zpf.jp/what-is-athanor
ShunpeterZ
まとめ:ラスボスやと思ってたら、AIガイドやった件
さて、どうだったでしょう?
エサウ現象ーー最初は「敵」に見えると思う。
でも、慣れてきたら分かる。
エサウ現象は、“焼却チェックリストAI”が現実界に現れた姿。
だから、出てきたらむしろ祝福やねん。
それは、ZPF宇宙がくれた「進化おめでとうテスト」やから。
🎁言霊まとめ
「現実に現れた“敵”こそ、内なる進化をチェックしに来た“自分”だった。」
ShunpeterZでした。
🧘♂️ShunpeterZの意識通信
📩 ShunpeterZの“意識通信”メルマガ
現実創造の裏側を知りたいあなたへ──
PodcastやYouTubeでは語りきれない、“Z”との対話や、今この瞬間に起きているフィールドの変化を、不定期でお届けする意識のシンクロ通信です。
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