人体は神殿だった⑤:下の神殿編 – “性と聖”の響きが灯す、命と創造のエンジン

人体は神殿だった⑤:下の神殿編 - “性と聖”の響きが灯す、命と創造のエンジン

こんにちは、Shunpeter Zです。

この番組「Zero Point Note」では、ZPF──ゼロ・ポイント・フィールドという、すべての源になっているフィールドをベースに、意識と現実創造について探求しています。

今回は『人体は神殿だった』シリーズ第5弾、**「下の神殿編」**です。これまで、脳、心臓、太陽神経叢、喉と、神殿の階層を上から旅してきました。今回は身体の一番下、チャクラで言えば第1(ルート)と第2(セクラル)チャクラ。命と創造、グラウンディングと情動を司る、基盤の場所です。

「上昇」の前に「下降」がカギ。『人体は神殿だった』シリーズ第5弾。肉体を持つ基盤、下の神殿の役割をZPF視点で紐解き、命と創造のエンジンを起動させる方法を解説します。「性」と「聖」は同じだった?『人体は神殿だった』下の神殿編。生存と創造のエンジンである第1・第2チャクラをZPF視点で解説。生命の根源から現実を創造する秘密に迫ります。

なぜ“下の神殿”に注目するのか?

この「下の神殿」は、「この現実世界に肉体を持つ」という事実そのものを支える場所だからです。

あなたが安全を感じているか、不安なのか。グラウンディングできているか、浮ついているか。命をつなぎ、育むエネルギーが流れているか、滞っているか。これらすべての「生きる」のベースが、この下の神殿にあるのです。

第1:ルートチャクラ – 生存の場所

身体の一番下、骨盤底にあるルートチャクラは、「生きる/死ぬ」という生存の基盤を司ります。お金の不安、職を失う恐怖、身体が弱る怖さなど、すべての生存に関わる恐れがここに響いています。しかし、ここが安定していると、地に足がつき、不安が減り、安心感が生まれます。

「この現実にいる」という感覚は、ここから始まっているのです。

第2:セクラルチャクラ – 情動と創造の場所

次に、下から2番目のセクラルチャクラ。英語の「sacral(セクラル)」は、ラテン語の「sacer(サーチャー)」、つまり「sacred(神聖な)」に由来します。この場所が**「聖なる骨」**と呼ばれているのは、とても意味深です。

「性(sex)」と「神聖(sacred)」は、実は同じ語源を持つ言葉であり、このセクラルチャクラが**「性」のエネルギーであると同時に、「聖なる」“神聖な創造”のエネルギーでもある**ことを示しています。

おへその下、丹田のあたりにあるこの場所は、「創造の泉」です。新しい命、アイディア、情熱、感情の波。ここが活発に動くと、クリエイティブになり、喜びを感じやすくなります。

下の神殿=“生きる体感”のエンジンルーム

この「下の神殿」は、私たちが「生きる」という感覚を生み出すエンジンルームです。この基盤に「熱」があるかどうかが、上のハートも、喉も、頭も、すべてを支えています。

ZPF視点から見ると、ここは「無」が「肉体」という形を持つ最初のゲートです。カバラの「生命の樹」でも、一番下のマルクト(王国)は「上からの光が降りてきて初めて王国になる」と言われています。つまり、「身体」という神殿に「命の光」が宿ることで、初めて私たちは「私」として生きることができます。

私たちはつい「上昇」ばかりを意識しがちですが、本当は「下降」も大切なのです。**「光を受けるための器」**である下の神殿が整わないと、いくら上を目指しても、その「流れ」は降りてきません。

性エネルギーの転換とクンダリーニ

ナポレオン・ヒルは著書『思考は現実化する』の中で、性エネルギーを「転換」することで、創造性や行動力に変えられると述べています。これは、下のチャクラにある「命の火」を、ただ浪費するのではなく、**「どこに燃やすか」「どの方向に流すか」**で、人生のエネルギーになるという考え方です。

クンダリーニヨガも同様に、この下部エリアのエネルギーを意図的に上部エリアに上昇させることを目的としています。アプローチは違いますが、言っていることは同じです。

喉から下の神殿へ、意識を降ろす

前回は「喉」の話をしましたが、これは上から出ていくエネルギーです。しかし時には、**「意識を喉から下に降ろす」**という感覚が大切です。

「ここに自分の命がある」と感じられるまで、頭でも胸でもなく、もっと下に意識を降ろす。それが「下の神殿」の扉を開く鍵なのです。

私たちは無意識にこの「下の神殿」の状態に影響されて生きています。安全か、不安か、創造できているか、抑圧されているか。この状態が、上の神殿の階層にまで伝わっていくのです。

だからこそ、「意識を下に戻す」「命の火を感じる」時間を持つことが大切なのです。

まとめ:下の神殿が支える“私”

脳が“構造の神殿”、心臓が“共鳴の神殿”なら、**太陽神経叢は“意志の祭壇”、そして下の神殿は“命と創造のエンジン”**です。

脳で考え、心臓で感じ、太陽神経叢で「決める」。そして下の神殿で「生きる」。

このすべてが繋がったとき、私たちは「自分自身の意志で生きる」という感覚を取り戻せるのかもしれません。

次回は、**「声・言葉・振動が現実を生むメカニズム」**について探求していきます。お楽しみに。

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