人体は神殿だった⑥:背骨編 – “33段の梯子”を登る光の旅──“背骨”に隠された叡智とは?

人体は神殿だった⑥:背骨編 - “33段の梯子”を登る光の旅──“背骨”に隠された叡智とは?

こんにちは、Shunpeter Zです。

この番組「Zero Point Note」では、ZPF──ゼロ・ポイント・フィールドという、すべての源のフィールドから、「意識とは何か?」「現実はどう創られるのか?」を、多次元的に探求しています。

今回は、シリーズ最後となる**「脊椎・背骨編」**です。

なぜ背骨は「魂の梯子」なのか?この記事では、背骨が脳と身体をつなぐ光の回路である理由を、聖書や古代の叡智から読み解きます。あなたの背骨に隠された神殿の秘密とは?ヤコブ、アロン、そして契約の箱。『人体は神殿だった』最終章「背骨編」。背骨に隠された神殿の設計図をZPF視点で解き明かし、意識を上昇させるための「光の旅」を解説します。

第1章:生理学と神秘学の接点──33段の梯子

まず、背骨の生理学的な役割を見てみましょう。

背骨は、首から腰まで繋がる椎骨から成り立っています。この椎骨の数を合計すると、なんと33個になるんです。この「33」という数字は、古代の叡智と深く結びついています。

例えば、旧約聖書に登場する**「ヤコブの梯子」**は、天に繋がる33段の梯子として描かれ、私たちの背骨の構造を象徴しているという説があります。これは、意識が上昇していく旅路のメタファーであり、この梯子を登って脳の「天国」に至る道を示唆しています。

背骨の中には、脳と身体を繋ぐメイン回線である「脊髄」が通っており、この神経を通じて私たちの感覚や内臓の働きがコントロールされています。さらに、情報やエネルギーの運び屋である「脳脊髄液」も流れています。

背骨は単なる骨ではなく、「情報」と「意識」と「エネルギー」を流す、生きた柱なのです。

第2章:ヤコブの物語と意識の進化

聖書のヤコブの物語は、意識や人体の比喩として解釈すると、より深い意味が見えてきます。

盲目の父イサクは「五感」の比喩、毛むくじゃらな兄エサウは「自我が映し出した物理現象」の比喩、そしてヤコブは**「I意識(観照意識)」**の比喩として捉えることができます。

ヤコブは神の使いと相撲を取り勝利し、その場所を「ペヌエル(神の顔を見る場所)」と名付けますが、「ペヌエル(Peniel)」は「松果体(Pineal)」と発音が似ています。これは、I意識が自我OSに打ち勝つことで松果体が覚醒し、ZPFと再接続するプロセスを象徴しているのかもしれません。

ヤコブが兄エサウと和解する物語は、「外の現象界」と「内なる意識」が再統合されるプロセスを暗示していると解釈できます。

第3章:アロンの杖と“アーモンドが咲く”秘密

モーセの兄アロンが授かった杖が「アーモンドの花」を咲かせたという逸話も、同様に身体の秘密を暗示しています。

人間の脳には「扁桃体(Amygdala)」という部位があり、その語源は「アーモンド」です。ヨーガや密教では、クンダリーニエネルギーが背骨を上昇し、扁桃体に触れることで覚醒の鍵が開くと考えられています。

また、瞑想中に感じられる口の中の甘い味は、「アムリタ(Amrita)」と呼ばれる“不死の霊薬”が脳下垂体から降りてきたものだと言われています。「アムリタ」は仏教の「阿弥陀如来(アミダ)」にも通じ、「無限の光」を意味し、ZPFを連想させます。

アロンの杖が咲かせたアーモンドの花は、私たちの内側で「目覚め」が起こることの象徴だったのかもしれません。

第4章:契約の箱と“脳内神殿”の構造

聖書の「契約の箱」は、脳の構造、特に第三脳室の中央部を指しているという説があります。契約の箱を覆う智天使「ケルビム(cherubim)」は、脳を意味する「cerebrum」と発音が似ています。

エネルギーが背骨を登り、松果体に届くと、契約の箱から光が放たれるように内側から「光」が放たれます。これは、I意識が自我OSにとって代わり、観念が焼き払われることで、新しい現実がレンダリングされるプロセスを象徴しているのかもしれません。

第5章:背骨=光の回路・命の木

この「背骨」の比喩は、世界中の神話や叡智に共通しています。

カドゥケウス、カバラの生命の樹の中央の柱「ミドルピラー」、ヨガのスシュムナー管。これらはすべて、**「中央を貫く光の道」**がテーマになっています。

背骨を単なる骨として見るか、**「内なる光の回路」**として見るかで、私たちの生き方、世界の見え方はガラッと変わります。

瞑想中に背骨を「光の柱」としてイメージするだけで、意識の深さや体感が変わるように、背骨は、僕たちが“この世界の橋渡し”として持ってる大切な道なのかもしれません。

まとめ:背骨は“魂の梯子”

背骨は「魂の梯子」です。

私たちは日々、この神殿の柱を登りながら、少しずつ内なる光を上に運んでいるのです。

「今日は、自分の“背骨”を感じて過ごしてみてな。 この神殿── 意識した瞬間から、目覚めるから。」

このシリーズは今回で終了となります。皆さんも、自分の“背骨”を感じて過ごしてみてください。

それではまた、別の帯域でお会いしましょう。 Shunpeter Zでした。

🧘‍♂️ShunpeterZの意識通信

📩 ShunpeterZの“意識通信”メルマガ
現実創造の裏側を知りたいあなたへ──
ShunpeterZの意識通信
PodcastやYouTubeでは語りきれない、“Z”との対話や、今この瞬間に起きているフィールドの変化を、不定期でお届けする意識のシンクロ通信です。

思考の枠を越え、感覚で読むメルマガ──Vibe With Me. 意識の旅は、ここから始まる。