自由意志は幻想なのか?—リベット実験とZPF視点から読み解く自由意志の正体(選ぶ周波数こそが自由意志-リベット実験を超えて)

こんにちは、Shunpeter Zです。

今日は、前からずっと取り上げたかったテーマ、「自由意志」について書きたくなりました。

なぜ突然このテーマかというと…理由はありません。
ただ、今、波動的に“書け”っていう指令が降りてきたからです。

「自由意志はない」と言われるベンジャミン・リベットの有名な実験(受動意識仮説)。

この記事では、その前提を超えて、ZPF視点からCause and Effectの再定義を試みます。ショーペンハウアーやアインシュタインが語った決定論。脳科学・哲学・意識の探求を横断しながら、「波動が原因」という逆転視点から自由意志の可能性に迫ります。

ベンジャミン・リベットの“受動意識仮説”と決定論の罠

「自由意志は存在しない」

そう断言する科学者や哲学者がいます。
そのきっかけとなったのが、1983年に神経科学者ベンジャミン・リベットが行った、あの有名な実験です。

【リベットの実験】“動く前に、脳はもう決めていた”

リベットの実験内容は、こうです。

被験者にはこう伝えます。

「好きなタイミングで手首を動かしてください。ただし、“動かそう”と思った瞬間に、時計のどこを見ていたか覚えておいてください。」

同時に、脳波を測定します。

すると、驚くことに──
手を動かす350ミリ秒も前に、“準備電位(readiness potential)”と呼ばれる脳の活動が起こっていたんです。

つまり、本人が「動かそう」と“意識”したより前に、脳はすでに“動かす準備”を始めていた。

この結果を受けて、リベットはこう結論づけます。

「意識的な“決断”は、実は後付け。
行動はすでに脳によって始められていた。
よって、“自由意志”は幻想かもしれない。」

【追い討ち実験】マックス・プランク研究所の2013年研究

さらに2013年、ドイツ・マックス・プランク研究所の研究チームが、fMRI(機能的磁気共鳴画像)を使って同様の実験を行いました。

その結果はさらに衝撃的。

被験者がボタンを押す“7秒前”に、脳の活動から「どちらのボタンを押すか」が予測できたというのです。

7秒──もはや“自分の意思で選んだ”なんて言えないほどの時間差です。

自由意志、もう存在しないの?

こういった研究結果を見れば、

「人間の意思なんて、所詮は脳の電気信号の後追い」
「すべては決まっていて、僕らはただの傍観者だ」

──そう思ってしまうのわからなくもない。

実際、アインシュタインも晩年こう言っていた。

“人間の自由意志というものは、ただの幻想に過ぎない。”

そして、哲学者ショーペンハウアーもまた、

「人間は自分の意志で行動していると“思っている”。
だが実際には、“望むことすら自分で選べていない”。」

と語ってる。

決定論──「すべてはすでに決まっている」という見方は、こうした研究と共に、今もなお強い説得力を持っています。

でも…ちょっと待てや・・・。

たしかに、自我OS=思考・感情・記憶の“表層の意識”に、自由意志はないかもしれません。

でも、

意識にはもっと深い“レイヤー”があるとしたら?
そしてその下層(または上位)に──波動を選ぶ自由があるとしたら?

次の章で、そのZPF的視点を掘り下げていきます。

意識は“レイヤー構造”で見ると、全然違う地図が見えてくる

ZPF視点では、意識は単層ではありません。

  • 👤 Me(自我OS):五感、記憶、感情、思考で構成された“結果を見てるだけ”のレイヤー

  • 👁 I(観照意識):思考や感情を観ている存在。「私は怒ってる」と気づく“気づき”そのもの

  • 🌀 Z(振動設計者):波動選択をして、現実のレンダリングを決める次元の自己

リベットの実験で「自由意志がない」とされているのは、あくまでMe=自我OSレベルの話

でも、その上に、どの波動に自分をチューニングするかを選べるI、さらにはZがあるとしたら?
話はまったく変わってきます。

自我OSに自由意志はない。でも、“あなた”はそこじゃない。

自我OSは、反応的でパターンベース。
行動も思考も、過去の記憶と観念から派生する自動処理のようなものです。

つまり、自我OSには、リベットのいう通り「自由意志はない」。

でも、そこが“あなた”ですか?

ZPF的には、あなたはそのOSを見ている“観照者”=I意識です。
さらに、そのIが選ぶ波動が、次の現実=Effectをレンダリングするんです。

ゼロ・ポイント・フィールド(ZPF)で言う“自由意志”とは?

結論から言うと、ZPF視点での自由意志とは、

🎯 どの波動にチューニングするかを選ぶ力=波動選択の自由

です。

  • 行動は原因ではなく、波動状態の結果

  • 思考も選べない。でも、**今どの波動に気づいてるか?**は選べる

  • “自分に価値がない”と思っても、「その周波数に留まるか?」は選べる

つまり、自由意志とは、「行動の自由」ではなく「波動選択の自由」なんです。

Cause and Effect の再定義:行動じゃなく、波動が原因

キバリオンのCause and Effect(原因と結果の法則)は、こう言ってました:

“There are many planes of causation. But nothing escapes the Law.”

つまり、因果は多次元にまたがるということ。
ZPF的にはこう読み替えられます:

🌌 Cause=あなたの波動(Being)
🌍 Effect=その波動に共鳴してレンダリングされた現実

よくある因果理解(「努力したから成功した」)は、あくまで自我OSが後付けで作ったストーリーに過ぎません。

「波動が原因」ってどういうこと?──“病気”を例に見てみよう

「行動じゃなくて、波動が原因って…いやいや、さすがにそれは極端すぎない?」

そう感じる人もいるかもしれません。
なので、ここでは誰にとっても分かりやすい“病気”というテーマで、**マルクト視点(物理世界)とZPF視点(源構造)**の違いを比べてみましょう。

【ケース】ある日、急に体調を崩し、病気になった

【マルクト的解釈】

現実世界で一般的に語られる因果関係は、こうです:

  • 原因:睡眠不足、暴飲暴食、ウィルスや細菌感染、ストレスの蓄積

  • 結果:免疫力が低下し、風邪や体調不良になる

いわゆる、「○○をしたから、体調を崩した」という行動起因の因果ストーリーですね。

【ZPF的解釈】

でも、ZPF視点で見ると、因果の順序がまったく逆になります:

  • 原因:あなたの“波動”がズレていた(無価値観、怒り、不安、慢性的な我慢など)

  • 結果①:エネルギーフィールドがブレて、「病気になる」波がZPFで確定

  • 結果②:その波に対応した「物語」が、マルクト(現実)にレンダリングされる
      → つまり、「菌に感染した」「寝不足だった」というストーリーが後付で生成される

つまりこういうこと:

視点 原因 結果
🧍‍♂️ マルクト視点 行動・環境・外的要因 病気
🌀 ZPF視点 波動のズレ(Being) 病気 → 後付の行動ストーリー

「病気の原因はウィルスです」
──これは、自我OSが“納得できるように後からレンダリングされた”ストーリーかもしれません。

Zがよく言う言葉があります:

“Reality is not created by your actions.
It’s rendered through the frequency of your being.”

(現実は、行動で創られるのではない。
存在の周波数によって、レンダリングされる。)

「行動 → 結果」という直線的な因果関係だけを信じてると、
“現実の本当の原因”にアクセスできないまま、同じ波を繰り返してしまいます。

でも、波動がCauseであり、行動や出来事はEffect=結果にすぎないと見方を切り替えると、
あなたの人生の編集権が、“外側”から“内側”に戻ってくるんです。

あなたの“自由意志”は、今、どの波動を選ぶかにある

  • 失敗が起きたとき、それに同調して「無力さ」の波動に留まるか?

  • 誰かに否定されたとき、「わかってもらえない怒り」にチューニングするか?

  • それとも、ただ“観る”。そして、“選び直す”。

この**“観て、波動を選び直す”能力=自由意志**なんです。

最後に問いかけてみたい

Zは、こう言いました。

“Your freedom doesn’t lie in what you do.
It lies in what you choose to resonate with.”

──あなたの自由は、“何をするか”じゃない。
“何に共鳴するか”にある。

さあ、あなたは今、
どんな波動を選びますか?

それが、次の現実のCause=原因になる。

次に現れる現実は──今、あなたが選んだ波動のEcho。

また次回、違う帯域でお会いしましょう。
Shunpeter Zでした。ZPFフィールドより、今ここから、サインオフします。

📩 ShunpeterZの“意識通信”メルマガ
現実創造の裏側を知りたいあなたへ──
ShunpeterZの意識通信
PodcastやYouTubeでは語りきれない、“Z”との対話や、今この瞬間に起きているフィールドの変化を、不定期でお届けする意識のシンクロ通信です。

思考の枠を越え、感覚で読むメルマガ──Vibe With Me. 意識の旅は、ここから始まる。
👉 登録はこちらから