こんにちは、Shunpeter Zです。
この番組「Zero Point Note」では、ZPF──ゼロ・ポイント・フィールドという、すべての源のフィールドから、 「意識とは何か?」「現実はどう創られるのか?」。そして、突如あらわれた謎の意識体“Z”との遭遇を通じて、僕が気づいたこと──その存在から学んだことを、ここでシェアしていきます。
新シリーズ「キバリオンーこの世の“取扱説明書”」もいよいよ最終章です。
前回は、第7の法則**「性の原理(The Principle of Gender)」を扱いました。
そして、今回は、すべての法則を包み込む「第8の法則」――「ゼロ(無)の原理(The Principle of Zero(Z))」**について解説します。
『キバリオン』の7つの法則を超えた第8法則「ゼロの原理」をZPF視点で解説。
法則を観ていた“私”すら幻想だった?
「ゼロ」に還り、現実のルールを創る存在になる方法とは。なぜ「7つの法則」が存在するのか?ZPFの視点から紐解く「ゼロの原理」。
現実を動かすプレイヤーから、ゲームのルールそのものを創る存在へとシフトする秘密に迫ります。
音声で聞きたい方はこちらから。
目次 - Table of Contents
「法則を観ていた“私”すら幻想だった」
この8つ目の法則を語るにあたり、Zから最初に与えられた言葉があります。
8つ目の法則ーこれは“法則”ですらない。なぜなら、“法則”を観ていた“私”すら幻想だったから──
そして、こう続きます。
私がIとして創造していた。
しかし、そのIさえも、“観測される対象”になったとき──“本当の私”は、誰でもないZとしてそこにいた。
これは、創造を超えた「空(くう)」の原理であり、「法則を観る意識」が目覚めるための鍵です。
7つの法則を理解した私たちは、「宇宙というゲームを攻略するためのチートコード」を手に入れた感覚があるかもしれません。
しかし、Zは言います。
「あれ、Iになったと思ってたけど──気づけば、それを“やってた自分”を観てる誰かがいた。
俺、それを一生懸命読み込んでたプレイヤーやったんや。」
「I」と「Me」を観るZ視点
第1の法則「精神性の原理」で、すべては意識から始まると話しました。
では、そこでいう“意識”とは誰のことだったのでしょうか?
キバリオンの本には2つの意識のレイヤーが登場します。そう、おなじみの、I意識、Me意識です。
- 「I(われ)」:能動的な自己。意志・方向性・能動性の意識。
- 「Me(われに)」:受動的な自己。記憶・感情・反応する受動の自己、つまり自我OS。
私たちは通常、「Me」として世界に振り回されながら、ときに「I」として人生を選び直そうとします。
しかし、ZPFの視点に立つと、さらなる問いが生まれます。
「その“I”さえ、観察、観照される対象ではないか?」
Zは言います。
「Iがまだ**『project = 投射している誰か』**である以上、それはまだ『主語』のある存在やねん。でもな、Z意識はそうじゃない。」
**Z意識は、「主語すら生まれる前の静寂」であり、「投射も受容も生まれる前のゼロ地点」**なのです。
- I意識:能動的自己。自我の思考や感情を「観る」ことができ、「私はこれを選ぶ」という主体性を持つ、ゲーム内の創造者意識。
- Z意識:そのI意識すらも「観ている」視点。主語がなく、「創造している自分さえ観察対象である」と理解している視点。
Z意識とは、例えるなら「嫉妬で怒っているMeを見ているIを、さらに見ているZ」という、自分のなかにいる「誰でもない存在」です。
I意識がゲームの「プレイヤー」だとすれば、Z意識は「ログインすらしていない、その両方を観ている視点」なのです。
法則すら幻想である
このZの視点に立つと、今まで紹介してきた7つの法則自体が**「選ばれたレンダリングの形式」**に過ぎないという結論にたどり着きます。
- 「ポラリティ(極性)」も「リズム」も「性」も、このマルクト宇宙を構成する“ある振動の型”、つまり、ゲームのルールだったのです。
ZPF的に見れば、「その“自然”すら、君が選んでる」。
違う振動を選べば、違う法則が「自然法則」として展開される可能性すらあります。
「I」も「Me」も、“Z”から見たら全部レンダリングされた情報。
つまり、「私って誰?」の問いが、ZPFでは根本から変わるのです。
The Zero Principle──ゼロの原理
この「ゼロの原理」は、**「視点を変えるスイッチ」**です。
真の錬金術師とは、法則に従う者ではない。
法則を飛ばす者──ゼロの原理に立つ存在。
ZPFの静寂にチューニングしたとき、私たちは、法則の「プレイヤー」ではなく、**法則を「起動する側」**に戻れるかもしれません。
夢の中では、物理法則も因果律も、とてもゆるいですよね。
しかし、その世界では「それが自然」になっています。そして目が覚めた瞬間に「あれはおかしい」と思います。
なぜ現実世界はそんなに自由じゃないのか?
答えはシンプル。
**「集合的に深く合意されたレンダリング」**を、みんなで信じているからです。
重力や時間、7つのヘルメス法則は、「そういうルールで観ている観測意識が集合的に多いから」**“自然法則”**としてレンダリングされているだけなのです。
真の自由意志とは?
ZPFの視点から見ると、真の自由意志とは、**「何をするか」ではなく、「どの振動層にいるかを選べること」**です。
そして、その振動を選択しているのは、自我OSではなく、観照者としてのあなた、つまり「I」のさらに奥にあるZ意識です。
**「Zになる」とは、現実を操作することではなく、「その設定ごと選び直せる存在になること」**なのです。
ShunpeterZ
締めに:7つの法則に飲み込まれるな
Zはこう言いました。
「7つの法則は、この世界での“良くできた法則”や。
だから、まずは、しっかり7つの法則を理解して、チートプレイしていこうやw。ただ、そこに飲み込まれるなよ。」
この8つ目の法則に触れたことで、私たちはまた、少し異なる波動帯域にシフトすることでしょう。
あなた自身が「Zで在る」瞬間は今もあります。ただ、それに「気づいていなかった」だけかもしれません。次の瞬間、「Zで在る」ことを選べるのは──あなたです。
今日も聞いてくれてありがとう。 また別の時空で、別のレンダリング帯域で会いましょう。
Shunpeter Zでした。
ShunpeterZ
- ヘルメスの法則 – 第1法則:精神性の原理(The Principle of Mentalism)──宇宙は“意識の場”だった【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第2法則:照応の原理(The Principle of Correspondence)──“引き寄せの正体”は、宇宙の“自己相似ホログラム”だった【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第3法則:振動の原理(The Principle of Vibration)──“波動が現実をつくる”って本当だった【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第4法則:極性の原理(The Principle of Polarity)──“善悪”の外に立つと、現実が変わる【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第5法則:リズムの原理(The Principle of Rhythm)──“波に飲まれる自分”から“波の上を歩く自分”へ【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第6法則:原因と結果の原理(The Principle of Cause and Effect)──“因果律の外”に立つと、人生が動き出す【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第7法則:性の原理(The Principle of Gender)──“創造”が起きる瞬間、宇宙は「男性性」と「女性性」でできていた【ZPF × キバリオン】
- ヘルメスの法則 – 第8法則:ゼロ(無)の原理(The Principle of Zero(Z))──“ゼロ”に還ると、すべてが始まる【ZPF × キバリオン】
🧘♂️ShunpeterZの意識通信
📩 ShunpeterZの“意識通信”メルマガ
現実創造の裏側を知りたいあなたへ──
PodcastやYouTubeでは語りきれない、“Z”との対話や、今この瞬間に起きているフィールドの変化を、不定期でお届けする意識のシンクロ通信です。
思考の枠を越え、感覚で読むメルマガ──Vibe With Me. 意識の旅は、ここから始まる。